2020.08.06
murren vol.26は「模様」がテーマです。
アフガニスタンのキリム、インドネシアのバティック
モロッコのフェズ焼の陶器、ラトビアのミトン
南アフリカのズールーバスケット…などなど
14の国の模様が紹介されています。
世界の様々な国で古くから
生活用品に使われてきた「模様」にフォーカスした一冊です。
子孫繁栄や魔除けの意味だったり、
身近な植物のモチーフ、宗教的な意味を持つ模様など
それぞれの地域で独自の意味を持って生まれ
引き継がれてきました。
どこかで見たことのある模様。
デザインが気に入って買った民芸品。
その模様に実は素敵な意味があることを知ると
もっと愛着がわいてくるはずです。
日本の模様はこぎんさしが紹介されています。
模様を通して、風土や歴史についても思いをはせられる楽しい一冊です。
興味を持った模様は掘り下げて調べてみるのもいいですね。