2015.07.12
粉引の器は、白化粧を施した後、素焼きをしたものにマットな釉薬がかけてあり、李朝期の磁器のような雰囲気です。白釉や象牙釉のビンやミルクピッチャー、マグカップも同じように李朝期の白磁やデルフトの白磁のような雰囲気です。
錆釉の皿やビン、托鉢はいかにも銅が緑青を吹いたようです。
お使いいただいているうちに欠けたときは金継ぎをすると、より味のある器になりそうです。
赤錆釉のビンは、赤黒く焼き上がる釉薬で焼成した後に、カシュ―漆を塗って拭き取ってあります。まるで錆びた赤い鉄のようです。
1957 京都府福知山市生まれ
1980 京都教育大学美術科卒
1995 兵庫教育大学大学院修士課程芸術系美術修了
2012 ギャラリー八草 個展 ライト商会ギャラリー 三人展
2013 ギャラリー八草 三人展 恵分社一乗寺店 三人展
2014 恵分社一乗寺店 三人展 尾賀商店咲楽ギャラリー 個展
2015 恵分社一乗寺店 二人展予定(11月3日~9日)