2017.03.12
クセの強い野菜だから、食卓に登場してきたときは苦手だった。
「いらない」と言う勇気もなく、牛が草をはむように慎重に付き合ってきが、昨年の夏パクチーとは知らず名前にひかれてコリアンダーの苗を購入。さてプランターに植えようとなってその正体を知るも、そのまま水やりを忘れていても丈夫に育つものだから、自然と食卓で顔をあわせるようになる。はじめのうちこそは思うところがあって冷たくあたっていても、度々出会ううちに少しづつ心の固まりがほぐれ会うのが楽しくなるという経験を持ち、そのうち離れられなくなる、これを泥沼に嵌まるということなんだと認めざるを得ない。もっともこの泥沼でいつまでも浮かんでパクチーを愉しみたい。
パクチーボーイことエダジュンさんによるパクチー愛に溢れたレシピ集です。トッピングは勿論「混ぜたり、焼いたり、漬けたり、煮込んだり」いろいろな調理法が紹介されています。
■パクチーには3大効果が期待されると注目を集めています!
1) 美肌効果:
パクチーには皮膚に良いと言われているビタミンB1、B2、C、E、体内でビタミンAに変わるβカロテンが含まれています。特に皮膚の粘膜を健康に保ち、コラーゲンの生成や鉄分の吸収を助ける働きのあるビタミンCが豊富。
2) デトックス効果:
パクチーには体内の有害物質と結びつき、体外に追い出すキレート作用を持つイオウ化合物が含まれています。
3) 老化防止効果:
パクチーに含まれているビタミンC、Eにより老化の原因と言われている活性酸素の働きを抑える効果が期待できます。
クセになる!パクチーレシピブック エダジュン著 PARCO出版刊 定価1,400円+税