2015.05.31
今の私にとって、将棋以上に魂の震える対象はない――
将棋とは無縁の人生を歩んできた著者が出会った、ひとりの棋士。
その出会いをきっかけにのめりこんだ将棋には、静かに燃える数々のドラマがあった。
羽生善治、渡辺明、森内俊之、里見香奈・・・・・報知新聞社の熱き記者が描く、今までにない将棋の世界!
ミシマ社のウエブ雑誌「みんなのミシマガジン」で圧倒的な支持を誇る人気連載が、ついに書籍化!
透明の棋士 北野新太著 ミシマ社刊 定価1,000円+税
判型:四六判並製(角丸)
頁数:112ページ
装丁:文平銀座
北野新太(きたの あらた)
1980年、石川県生まれ。学習院大学在学時に雑誌『SWITCH』で編集を学び、2002年に報知新聞社入社。
以来、記者として編集局勤務。
運動第一部読売巨人軍担当などを経て、文化社会部に在籍。2010年より主催棋戦の女流名人戦を担当。
2014年、NHK将棋講座テキスト「第63回NHK杯テレビ将棋トーナメント準々決勝 丸山忠久九段 対 三浦弘行九段『疾駆する馬』」で第26回将棋ペンクラブ大賞観戦記部門大賞受賞。