2018.09.08
松江、スティックビルの中のホールで運良く出会えたのは、いまも地元に落語を根付かせようと奮闘しているTさんに声を掛けていただいたおかげ。
初めてさん喬さんの噺を聴いてその本寸法で端正な語り口の虜になった、落語家さんのこと知ってるつもりでいたのに浅学を露呈することになるが、嬉しい出会いだった。
さん喬さんのお弟子さんの喬太郎さんの新作落語はいくどか耳にしてその面白さに爆笑していたので、二人の芸風の違いは興味深かった。
今回はその二人がどうして師弟関係を結んだのか。どのように、芸は受け継がれているのか。落語における親子のあり方とは、どのようなものなのか。二人がじっくり語り合ってできた一冊です。
近頃、ユーチューブで落語を聴きながらベッドに入るのが癖になっているけど、ほぼ10分もたてば寝てしまうので落ちにはたどり着かない毎日です。
なぜ柳家さん喬は柳家喬太郎の師匠なのか? 柳家さん喬・柳家喬太郎著 徳間書店刊 定価1,700円+税