2017.03.23
小学生の時分、夏休みにひさしぶりに出かけた親戚の家で、遊び疲れて昼寝をしていると、身体が地球の中心めがけて沈み込んでいく感覚に襲われ、吸い込まれそうになったとたん、眼が覚めて、ぼんやり天井の木目を見上げながら、夢を反芻している頃を思い出してしまいました。
奈良ののほほん詩人 西尾勝彦さんの3年ぶりの詩集です。
・とうふの人
・タコの話
・羽(追悼 永井宏)
・こたつ主義とは何か?
・純粋な空
・扇風機同盟の夏
・バイエル
・ひと呼吸
など31篇
安福望さんのイラストが寄り添うように添えられています。
光ったり 眠ったりしているものたち 西尾勝彦著 BOOKLORE刊 定価1,600円+税