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一月と六月
2019.06.25
野生の思考と小説家の言葉が響きあい、ゴリラとヒトが紡ぐ物語が、鮮やかに浮かび上がる。
いざ、物語のジャングルへ・・・・・野生の眼を持つ霊長類学舎とヒトの心の森に分け入る小説家。 ある時は京都大学の研究室で、またある時は屋久島の自然の中で、現代に生きるヒトの本性をめぐって、いきいきとした対話が続けられた。 野生のゴリラを知ることは、ヒトが何者か自らを知ること――。 発見に満ちた知のフィールドワークが始まる。
ゴリラの森、言葉の海 山極寿一・小川洋子/著 新潮社/刊 1,500円+税
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