2021.02.08
ドローイングを描く建築家、光嶋裕介さん。自らも作り手である著者が、5人の表現者たちと「空間で身体を思考する」をテーマに、対談を重ねています。
音楽、文章、アート、写真・・・れぞれの分野の創作の根幹にふれる話は、読者である私たちにとって多くの学びがあるように、聞き手である光嶋さん自身の環世界もゆさぶります。本書は5人との対話と、その前後に光嶋さんが考えたこと、メモやドローイングも収録した、いわば一人の建築家の創作と思考のノートです。
「自分が変わり続ける」という学びの本性、そしてその喜び。相手に対していつもオープンな光嶋さんの視点を通して、私たちの感覚もまた自由になれるような、そんなみんなに「ひら」かれた一冊です。
対談相手:後藤正文・内田樹・いとうせいこう・束芋・鈴木理策
つくるをひらく 光嶋裕介/著 ミシマ社/刊 定価2,000+税