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一月と六月
2017.04.29
没後25年を前に、武田花さんによって編まれた、単行本未収録のエッセイ集。 1977年から1992年にかけて書かれたもののようだ。ただ『富士日記』で出会って以来彼女のエッセイはいつも新鮮なのであまり年代は気にならない、てか、年譜をみて1925年生まれかと、あらためて驚く。予断と偏見は慎むべし。 一篇ごとに味わいながら読んでいきたい作品の登場だ。
あの頃 武田百合子著 武田花編 中央公論新社刊 定価2,800円+税
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