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台風一過

2015.07.17

直撃してきた台風だったけれど、頭の上を通り過ぎる頃にはずいぶん勢いがなくなっていて、そろそろ来るぞ来るぞと身構えていた身としては、肩透かしをくらったようだった。
しかし進路の右側にあたる関西方面では雨による大きな被害が出ているようで、自然の力の大きさを実感させられる。

旧い建物の店は雨と風に弱いので、台風がやってくるときには大急ぎで窓の周辺を補強する。
雨漏りは断固阻止しなくてはいけないので、雨と風の吹く中、窓を板で覆うが、台風が通り過ぎた後の有り様は無断立入禁止の廃屋のようにもみえ、速やかに板を取り外す。そんな作業を何度か繰り返していると、土を掘っては埋め戻す作業を繰り返す懲罰と同じではないかと思える。“不毛”という言葉が浮かんで胸を刺す。
雨戸やシャッターのように素早く対処できるよう工夫すべきなのだ。

台風

ところが、台風一過きれいに晴れ上がった空を見ると、まあ年に何度も台風が来るわけじゃなし、近づいてきたらその時の勢力と進路を考慮して対処を考えたほうが正解ではないかと思えてくる。

下手にあれこれ考えても仕方がない、大した被害もなくてよかったじゃないかと独り言つことになる・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

って、これでいいのか?

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